モバイルも固定も、通話環境を全面刷新。
コスト削減と利便性向上を実現。

流通業のお客さまを中心にPOPシール・ラベル、販促用品、包装パッケージ、紙器などを製作・提供しているARC様。東海エリアを基盤としながら全国に13拠点を展開し、お客さまの幅広いニーズに豊富な製品ラインアップで応えている。また、オンラインストアを新たに開設するなど、ビジネスのデジタルシフトを加速するなか、老朽化が進んでいた音声通話環境の全面刷新を決断。全国の電話設備と回線を見直し、「KDDI 光ダイレクト」「KDDI ビジネスコールダイレクト」、auスマートフォンなどを軸に音声通話環境を再構築。大幅なコスト削減を実現するとともに、固定電話に縛られない効率的な業務環境を実現した。

ARC様が、音声通話環境の刷新に踏み切ったきっかけは、本社のPBXが更新時期を迎えたことに加え、工場で使っていた構内PHSが使用限界を迎えていたことだった。道家様は「他の拠点でも電話設備の老朽化が進んでいたことや、営業担当社員に支給していたフィーチャーフォンをスマートフォンに変えたいという経営層の意向もあったことから、モバイルも含めた電話環境の全面刷新をすることにしました」と経緯を話す。
また、パートナーとしてKDDI まとめてオフィスを選んだ理由について道家様は「通信キャリア各社と比較しましたが、KDDI まとめてオフィスなら、全国13拠点の電話回線と設備、モバイル端末を一括して任せられることが大きなポイントでした。さらに、モバイル端末の内線電話化を進めるなかで、他社では難しいフィーチャーフォンの内線電話化も可能であるなど、当社の求める機能を低コストで実現できる点を評価しました」と説明する。

ARC様では、営業担当社員などに支給していたフィーチャーフォンをスマートフォンに、構内PHSをフィーチャーフォンに置き換え、ともに「KDDI ビジネスコールダイレクト」によって内線電話化した。石川様は「デスクにいなくても代表番号宛の着信や内線電話をスマートフォンで受けられるのがとても便利です。お客さまと会話をしながら、必要な資料を取りに行ったり、サンプルを確認しに行けるので、以前のように一度電話を切ることなく素早く回答できるようになりました」と効果を話す。
また、上田様は「スマートフォンに替わったことで、チャットなどさまざまなアプリが使えるようになり、社内コミュニケーションがスピードアップしたと思います。写真も簡単に共有できるので、例えば印刷機の不具合を動画で共有することで早期の解決に役立っています。さらにお客さまとLINEでつながることで気軽に商品の問い合わせをいただけるようになりました」と言う。

また、今回の音声通話環境の刷新は、全拠点の電話設備を検証しコストと機能を最適化する機会にもなった。道家様は「各拠点の電話設備がバラバラに整備され業者も異なっていたため、管理が非常に煩雑になっていました。今回、KDDI まとめてオフィスとともにすべてを精査し、不要な回線は廃止して小規模拠点では固定電話をゼロにするなど、利用実態にふさわしい設備環境に更新することができました。結果的に電話に関わる月々のコストが半減できたのは大きな効果だと感じています」と言う。
さらに、固定電話を減らしたことでフリーアドレスを実現でき、電話の取次も減るなど、働き方も変わった。道家様は「『KDDI SMARTアドレス帳』も導入し、最新のアドレス帳をプッシュ配信するとともに、部署の代表番号ではなく個人の番号にかけるようにアナウンスしているので社内コミュニケーションがスムーズになったと思います。今後は、クラウドサービスの導入を加速したいので、引き続きKDDI まとめてオフィスの提案に期待しています」と話す。

ARC様の音声通話環境のイメージ