在宅医療の多職種連携を
ビジネスチャットで実現。

訪問パートナーときわ薬局を経営し、訪問薬剤師による在宅サービスを提供するケアストーン様。さらに、地域医療・介護・福祉の連携強化を目指す一般社団法人くすりmateを運営し、その取組のひとつとして、在宅医療に関わる看護師、薬剤師などが痛み緩和ケアについて相談できるオンラインプラットフォームを「LINE WORKS with KDDI」を基盤として構築した。また、訪問パートナーときわ薬局の業務においても、スタッフ間や医師・看護師との連絡に「LINE WORKS with KDDI」をフル活用。業務効率化を図るとともに、患者さんへのサービス品質向上を果たしている。

訪問医療・介護の現場では、一人の患者さんに関わる医師、看護師、薬剤師、ケアマネージャーなどが情報共有を密にすることが定められているが、その方法はFAXなどに頼るケースも多く、一方通行の連絡になっていることが多かった。石塚様は「訪問医療に関わる皆さんは外出していることが多いため、電話をかけてもつながらず、メールを送ってもなかなか返信がないなど、コミュニケーションに時間がかかることが課題となっていました。そこで、『LINE WORKS with KDDI』の導入を検討しました」と経緯を語る。
「LINE WORKS with KDDI」を選んだ理由について石塚様は、「多くの人が使い慣れている個人用LINEとほぼ同じ操作感で使えることと、患者さんの個人LINEとつながることが大きな理由でした。また、KDDI まとめてオフィスとは以前から取引があり、モバイルやセキュリティについてもまとめて相談でき、サポートも手厚いことから迷うことなく導入を相談しました」と説明する。

ケアストーン様では、多職種間の連携を目指すくすりmateの活動に「LINE WORKS with KDDI」を活用。患者さんの痛みのケアに悩む訪問看護師や薬剤師が情報共有できる環境を構築した。石塚様は「この地域にも痛み緩和ケアの専門医が数名いらっしゃるのですが、面識のない人が直接相談するのはハードルが高く、先方も多忙で対応が難しいこともあります。そこで、くすりmateでつながりのある専門医の協力を得て、『LINE WORKS with KDDI』で容易に質問ができる環境を構築しました。同時に、過去のQ&Aを掲示板にまとめることでナレッジの共有を可能にし、患者さんのQOLを高めるケアが可能になりました。またこの取り組みは、本来の目的であった多職種間の連携にも大変効果的であり、共通の目的や考えをもつ訪問医療・介護職の人々と知り合え、連携を広げるきっかけにもなりました」と効果を説明する。

また、訪問パートナーときわ薬局における在宅サービスでも「LINE WORKS with KDDI」を活用。患者さん本人や在宅クリニック、訪問看護ステーション、ケアマネージャーとのコミュニケーションに役立てている。石塚様は「チャットならいつでも気軽に送れて、気づいたときにサッと返信できるのでコミュニケーションのスピードと量が大幅にアップしました。言葉で伝えるのが難しい患者さんの患部の状態なども、写真で送れば正確に共有できますし、患者さんから処方箋を写真で送ってもらうことで、訪問確認することなくすぐにお薬をお届けできるようになりました。さらに社内でも、内勤と外勤のスタッフ間での連絡がタイムリーにできるようになったほか、業務上の悩みの解決を目的にした“もやもやトーク”や、よい行動を褒め合う“ハッピートーク”などのトークルームを作り、モチベーションアップに活用しています。『LINE WORKS with KDDI』は、訪問医療の現場で大変有効なツールであり、今後も活用の幅がどんどん広がると思います」と言う。

ケアストーン様の「LINE WORKS with KDDI」ご利用概要