社用車全1,500台以上に導入。他社サービスからの切り替えで交通事故件数が過去最低水準に。
- コニカミノルタ ジャパン株式会社
- 業種:製造業
- 従業員規模:1,001名~
- 導入サービス:まとめてくるまティクス
2019年01月29日
複合機の販売や保守サービスのために、全国で約1,500台の社用車を活用しているコニカミノルタ ジャパン様は、交通事故削減のため2011年に車両の危険挙動をモニターするテレマティクスサービスを導入。事故削減に一定の成果をあげましたが、徐々に効果が頭打ちになってしまったため、さらなる対策強化をめざし、従来サービスをKDDI まとめてオフィスの『まとめてくるまティクス』に全面刷新しました。以前のサービスは、急ブレーキや速度超過の発生を管理者にメールで通知するだけでしたが、『まとめてくるまティクス』は、危険挙動時に運転状況を動画でリアルタイムに管理者へ送信し、運転者にも警告音で知らせるため、安全対策の強化を実現。危険挙動の動画は「生きた教材」として社内のポータルサイトにもアップされ、社員教育にも活用、事故件数のさらなる削減を達成しました。
導入の狙い
|
交通事故の防止 |
---|---|
導入サービス
|
まとめてくるまティクス |
導入の効果
|
交通事故件数の削減、社員の安全意識の向上 |
- ※「まとめてくるまティクス」は販売を終了しております。後継サービスの「まとめてくるまティクス2」とは一部機能が異なる場合があります。詳細はこちら。
事例【PDF】版を無料でダウンロードできます
導入前の課題・導入後の効果、活用イメージなど、よりくわしい内容を掲載しています。
会議用資料に、メール添付用に、印刷用にぜひご利用ください。
- ※ ボタンをクリックするとPDFダウンロードフォームへ移動しますので、必要事項をご入力ください。
ご入力いただいたメールアドレス宛てに、ダウンロード用のURLをお送りします。
下げ止まっていた事故件数が過去最低水準にまで減少
『まとめてくるまティクス』の導入効果は、すぐに現れました。神保氏は「以前のサービスを活用していた5年間で、交通事故はかなり減っていたが、そこからさらに削減することができた」と効果を強調します。そして、危険挙動時の動画が交通安全指導に非常に役立っているといいます。「これまで利用していたテレマティクスは、メール通知だけだったので、管理者も口頭で注意する程度でしたが、今は一緒に動画を見ながら、前方不注意など、具体的な指導ができるようになった」と小林氏はいいます。
また、コニカミノルタ ジャパン様では、この動画を各支店内で共有するだけでなく、社内のポータルサイトにも掲載し全社員に公開。小林氏は「前方車両の急な割り込みなど、ヒヤリハットにつながる運転映像は、非常にインパクトがあり、社員の間でも話題になるなど安全運転意識の向上に大変役立っている」といいます。
また、『まとめてくるまティクス』の危険挙動動画は、指導役である上長の意識改革にもつながりました。「普段は運転をしない管理職社員も、危険な場面の動画を見ることで部下の運転実態がリアルに分かり、安全運転教育の大切さを改めて認識してもらえるようになった」と小林氏は効果を指摘します。
こうした動画は、社内やグループ会社も含めた安全衛生委員会や交通安全教室でも効果的に活用され、まさに生きた教材として活用されています。
警告音で安全運転が身についた
『まとめてくるまティクス』が大きな効果を発揮し たもうひとつの要因は、危険挙動の発生を運転者にも警告音で知らせることです。従来のサービスは、運転者に知らせる機能は無かったので、「本人が気づかずに危険挙動を起こし続けてしまうことがあった」と神保氏はいいます。
実際に、毎日社用車で営業活動を行っている福田氏は「警告音が鳴ることで安全運転意識は間違いなく向上した」と断言します。「最初はよく鳴りましたが、徐々にどうすれば鳴らないのかが分かり、今まで荒い運転をしていたことに気づかされました。今では安全運転がすっかり身について、プラベードでも同乗者に〝運転が慎重になった〟と言われるようになりました」。
コニカミノルタ ジャパン様では今後、『まとめてくるまティクス』の備えているほかの機能の活用も検討しています。「例えば、アイドリング時間や危険挙動の回数から算出されるエコ運転評価や安全運転評価のランキングなども今後の活動に生かしていきたい」と小林氏き語ります。さらに、コニカミノルタ ジャパン様では、フレックスタイムを導入し、営業社員も社用車で直行・直帰することも多いため、勤務管理に使うことも検討されています。神保氏は「地方の場合、長時間運転をしているケースもあるため、実態を調べて労働環境の改善に役立てていきたい」と抱負を口にします。『まとめてくるまティクス』は、社員の安全を守るだけでなく、働き方の改善にも大きな貢献が期待されています。
お客さまプロフィール
社名:コニカミノルタ ジャパン株式会社
所在地:東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー
設立:1936年 ※(株)小西六本店(後のコニカ株式会社)の設立
資本金:37,519百万円
事業内容:◯複合機、プリンター、印刷用機器、ヘルスケア用機器、産業用・医用計測機器などの開発・製造・販売、関連消耗品
◯電子材料、照明光源パネル、機能性フィルム、光学デバイスの開発・製造・販売など
社員数:6,198名(単体/2016年3月現在)
URL:https://www.konicaminolta.jp/
コニカミノルタ ジャパン様は、1873年(明治6年)に写真材料販売業として創業し、その後、カメラ・写真用フィルムを中心にグローバルに事業を拡大。現在では、世界中のオフィスで活躍する複合機や商業印刷機を扱う情報機器事業、医療診断システムを扱うヘルスケア事業、そして産業用計測機器を扱うセンシング事業を3つの柱とし、機器、サービスをトータルに提供するソリューションビジネスを展開。ワン・コニカミノルタとして、つねに新しい価値創造に挑戦し、世界中のお客さまの幅広い事業成長に貢献しています。
ご担当者さま
人事総務統括部 総務部総務グループ 部長
神保 榮一氏
人事総務統括部 総務部総務グループ
担当課長 小林 勝己氏
事例【PDF】版を無料でダウンロードできます
導入前の課題・導入後の効果、活用イメージなど、よりくわしい内容を掲載しています。
会議用資料に、メール添付用に、印刷用にぜひご利用ください。
- ※ ボタンをクリックするとPDFダウンロードフォームへ移動しますので、必要事項をご入力ください。
ご入力いただいたメールアドレス宛てに、ダウンロード用のURLをお送りします。
※ 記載された情報は、掲載日現在のものです。