多様なグローバル人材が生き生きと働ける、
ダイバーシティ・オフィスを実現。

ベトナム最大手のグローバルIT企業であるＦＰＴソフトウェアの日本法人であるＦＰＴジャパンホールディングス様。ベトナムの高度IT人材を活用したオフショア開発・運用保守サービスなどで急成長を遂げ、近年では上流工程からお客さまに寄り添うコンサルティングサービスの強化により、社員数も急増。東京本社が手狭になったことからオフィスの移転リニューアルを行った。新オフィスでは、ダイバーシティをコンセプトとし、すべての社員にとって働きやすく、コミュニケーションがしやすい職場環境づくりに挑戦。KDDI まとめてオフィスと協業することで、28カ国の国籍から構成される社員たちが快適に仕事ができ、個々の能力を十分に発揮できる多様性のあるオフィス環境を構築できた。

ＦＰＴジャパンホールディングス様では、グループ会社を含めた社員数が1年間で約1,000名増加するなど急成長を遂げていることから、事業規模に合わせた本部オフィスの再構築が急務になっていた。フェン様は「各部門が複数のフロアや、近隣のビルに分かれていたことから社員間のコミュニケーションに課題があり、ワンフロアの広いオフィスへの移転を希望していました。さらに、今回の移転を機にグローバル人材が働きやすい多様性のあるオフィス環境を構築し、今後の成長につなげることも大きな狙いでした」と説明する。
またチャン様は「オフィス移転を成功させるためには、当社のスタイルを理解し目指すべきオフィス像を共有してくれるパートナーが必要でしたが、KDDI まとめてオフィスは、そのすべてに応えてくれました。さらにレイアウトや什器提案から、通信回線の手配、監視カメラや入退室管理などのセキュリティ機器、設備工事、引越し業務まで、経験豊富なPMがすべてを管理してくれるので安心してお任せできました」と経緯を説明する。

コミュニケーションを活性化するために、新オフィスでは壁やパーティションを極力設置しないオープンなレイアウトとした。チャン様は「会議室もガラス張りにすることで閉塞感をなくしたほか、フリーのワークスペースとして、さまざまなスタイルのテーブルや椅子を各所に設置し、どこでも気軽にミーティングができる環境としました。またハァ様は「パントリーのほか、レンジやオーブンも多数設置し、休憩の際に気軽にコミュニケーションができるようにしています。パントリーは手作りの料理を持ち寄ってランチをシェアするベトナムの文化を楽しむ場としても活用でき、多国籍の社員たちの交流と相互理解にも役立っています」と言う。 また、さまざまなイベントやセレモニーを行うスペースも用意され、各国の祝日などに合わせたイベントや、お客さま向けのセミナーに活用されている。フェン様は「こうしたイベントの様子は、オフィス内の各所に設置した大型ディスプレイでも紹介し、フロアの別の場所にいて直接参加できない社員にも内容や雰囲気を伝えることで一体感の醸成に役立てています」と話す。

さらに、いつでもベストな状態で働けるように、仕事の内容や気分に合わせて場所を選べたり、リラックスできる設備も多彩に用意している。ミリン様は「オンライン会議用ブースはもちろん、一人用や複数人用の集中ブース、さらにはサウナのようなブースやエアロバイク付きデスクなどもあり、気分を変えて集中して働けるようになりました」と言う。またアン様は「ダーツが楽しめるコーナーやゴルフシミュレーター、真っ暗な空間の中で瞑想できる部屋など、リフレッシュできる設備も用意し、社員に非常に好評です。定期的に行っている社員のストレスチェックも、数値が改善しているようです」と話す。
さらに、新オフィスはお客さまとのエンゲージメント向上にも役立っている。松川様は「商談やセミナーなどでお客さまをお招きすることも多いのですが、先進的で多様性に富んだオフィスをご覧いただくことで、“ベトナムの企業が日本でここまで成長している”ということを実感していただく機会にもなっており、さらなるビジネスの拡大にもつながると期待しています」と語る。

ＦＰＴジャパンホールディングス様の新オフィス概要