チャットでの迅速な情報共有で
感動のおもてなしを実現。

日本の伝統的な美しさと文化を継承し、細やかなおもてなしの精神で結婚式場を運営している八芳園様。単独施設として日本有数の挙式数を誇る一方で、近年では、多彩なイベント企画を行う総合プロデュース企業として事業を拡大している。とくにデジタルを活用したビジネス開発に精力的に取り組み、リアルとオンラインのハイブリッド・ウェディング用に双方向のコミュニケーションプラットフォームを独自開発するなど、DXイノベーターとしても注目を集めている。また、社内においてもデジタルによる業務改革を次々と推進し、社員間コミュニケーションの改善を目指して「LINE WORKS with KDDI」を導入。結婚式とイベントを支えるスタッフ間の連絡・情報共有をスピードアップすることで、サービス品質の向上につなげている。

約1万坪の広大な庭園内に、大小さまざまな宴会場を有する八芳園様では、スタッフが各所に分散しているため、相互の円滑なコミュニケーションが課題になっていた。薮嵜様は「結婚式には、営業や会場設営、装花、調理、配膳、撮影など、約20のプロチームが関わっており、チーム間の密接な連携が不可欠です。しかし連絡はメールや内線電話が中心であったため情報共有に時間がかかり、新たなコミュニケーションツールを探していました。当社の場合、スタッフのITリテラシーにばらつきがあるため、全員が容易に使えることが最大の条件でしたが、それを満たすのが『LINE WORKS with KDDI』でした」と経緯を語る。また、導入に際しては、5社を比較検討し、KDDI まとめてオフィスを選択。今野様は「コストはもちろんですが、少人数でIT管理を行っている当社にとって、KDDI まとめてオフィスの手厚いサポート体制が非常に魅力的でした」と採用の経緯を説明する。

「LINE WORKS with KDDI」は瞬く間に社内浸透し、全スタッフにとって無くてはならない重要なコミュニケーションツールになった。薮嵜様は「チャットはもちろん、音声通話も『LINE WORKS with KDDI』で行うようになり、内線電話も廃止できました。使いやすさも期待通りで、トークグループが1,200ほど作られ、日々の業務にフル活用しています」と言う。
また、カレンダー機能やアンケート機能も業務効率化に貢献している。今野様は「以前は、社内で独自に作ったスケジュールシステムでお客さまとのアポイントなどを管理し、別のグループウェアで社内スケジュールを管理していたのですが、両者を『LINE WORKS with KDDI』のカレンダー機能へ統合することができました。統合に際しては社内スタッフでは解決できない問題もあったのですが、KDDI まとめてオフィスのサポートで、無事に移行することができました」と語る。

また、「LINE WORKS with KDDI」は、八芳園様のサービス品質の向上にも貢献している。薮嵜様は「たとえば、お客さまにフラワーシャワーの演出をするとき、『LINE WORKS with KDDI』なら、スタッフをすぐに集めることができ、サプライズで盛大なお祝いができます。また当園では、挙式をされたお客さまが周年記念日などに再訪してくださることが多いのですが、お迎えしたスタッフがその情報をチャットで発信すると、各スタッフがアニバーサリーのお花を用意したり、当時の挙式や料理の担当者を探したり、さまざまな情報交換を素早く行い、思い出と感動が蘇るようなおもてなしをすることができています。また当社では、幅広い業務でDXを推進していますが、その目的は手間や無駄なコストの削減ではなく、生まれた時間をサービス品質の向上に役立てる“攻めのDX”にあります。その意味で、『LINE WORKS with KDDI』は、八芳園のおもてなしのクオリティを高めることに大きく貢献してくれていると実感しています」と言う。

八芳園様の「LINE WORKS with KDDI」ご利用概要