新しい働き方に、
新しいオフィス環境を。

明治44年の創業以来、関西を基点とした化学品専門商社として、電池や半導体の材料、ゴム・樹脂などの機能材料を中心に、幅広い分野の商品を供給している小池産業様。長い社歴の中で築き上げた信頼関係をもとに事業成長を続けるなか、本社オフィスが手狭になったことから、全面的なリニューアルを実施。リモートワークも含めたこれからの働き方を見据えて、オフィスをフリーアドレス化するとともに、固定電話を廃止して「Webex Calling」を導入。デスクに縛られることなく仕事ができ、ワークライフバランスの改善にも貢献できる業務環境を構築した。

小池産業様のオフィスリニューアルの目的は、社員数の増加への対応とともに、働き方に対する社員のマインドチェンジを促すことにあった。小池様は「商社にとって一番大切なのは、1分でも長くお客さまとの接点をもつことです。通勤に時間をかけるなら、客先に行くことを優先してほしい。そのために会社に来なくても仕事ができる環境づくりを進めました。その一方で、オフィスを“出社する場所”ではなく、新たなアイデアが生まれる“コミュニケーションの場”として位置付け、face to faceの交流が自然と生まれるような環境づくりも目指しました」と思いを語る。
また、今回のオフィス改善をKDDI まとめてオフィスに依頼した理由について久保田様は「以前から電話や通信ネットワークについてはKDDI まとめてオフィスのサービスを利用していましたが、オフィスリニューアルにも実績があると聞き、職場環境のすべてを一括してお任せできることから採用を決定しました」と経緯を説明する。

小池産業様が新たなオフィス空間に求めたのは、わくわく感と遊び心。フリーアドレス化した営業フロアは、曲線的なレイアウトを軸に、さまざま執務用テーブル、打ち合わせスペースが配置され、それぞれ色調も変えて、明るいイメージのオフィスになった。小池様は「植栽なども効果的に配置され、隣に座った人と気軽に会話ができる雰囲気になったと思います。バリエーションが豊富な点も気分転換ができて良いと思っています」と評価する。
また、フリーアドレスの着席場所はグループや役職によるエリア指定もなく、完全にフリーで運用している。久保田様は「以前のオフィスでは営業グループごとにデスクが並べられ、間がキャビネットで仕切られていたためグループ間で交流しづらい雰囲気がありました。今は、別グループのマネージャーが隣に座ることもあり、何気ない会話から新たなビジネスにつながる可能性も広がっています」と効果を指摘する。

また、「Webex Calling」によって音声通話環境も一新。どこでも電話ができる環境が整った。久保田様は「営業担当社員はauスマートフォンで、営業事務の社員はPCで、外出先でも在宅勤務中でも、会社の代表電話で発着信ができるようになりました。社内連絡も、相手がどこにいても直接つながるので、取次の手間もなくスピーディーに行えます。固定電話がなくなったので、人事異動の際の電話移設工事や内線番号の管理も不要になりました」と効果を語る。
小池様は「当社では、『Webex Calling』とフリーアドレス化による職場環境改善を他の支店でも進めており、すでに東京支店でKDDI まとめてオフィスに同様のリニューアルをお願いしました。通信分野だけでなく、オフィスまわりの悩みに幅広く対応してくれるKDDIは大変頼もしい存在でもあり、今後とも、当社の業務環境改善に向けて役立つサービスの提案を期待しています」と語る。

小池産業様のオフィス環境