音声通話から、クラウドまで、
不動産業務に最適なIT環境を実現

デジタルと不動産で新たな価値を創造するプロパティエージェント様。首都圏を中心に投資用マンションの開発販売から賃貸管理、建物管理までを一貫して行うほか、不動産クラウドファンディング「Rimple」や、中古収益不動産マッチング事業「スマートセカンド」、顔認証IDプラットフォーム「FreeiD」など、デジタルを活用したビジネスにも力を入れている。こうした同社の多彩な事業活動を、KDDI まとめてオフィスが業務環境の面からトータルにサポート。通話録音や発信規制などニーズに合わせた音声通話環境の構築から、クラウドサービス、Wi-Fi構築、セキュリティまで、幅広く業務効率化とコスト削減に貢献している。

プロパティエージェント様では、以前から社用スマートフォンの導入を検討していたが、業務上必須だった通話録音と特定番号への発信規制をモバイルで実現することが困難であり、導入が進まなかった。岩瀬様は「通話録音は、営業担当社員の業務品質向上とお客さまとのトラブル防止のために行い、発信番号規制は、宅地建物取引業法における再勧誘の禁止を徹底するために必要でした。数社に相談したのですが、スマートフォンで実現する方法が見つからず困っていたところKDDI まとめてオフィスから解決策を提案してもらい、すぐに導入を依頼しました」と経緯を語る。また岩月様は「通話録音以外にも、KDDI まとめてオフィスは、当社の課題に率先して対応し、私たちが望むIT環境をトータルに実現してくれました」と評価する。

通話録音と発信番号規制は、スマートフォンのすべての発着信をPBXと専用機器を通すことで実現。営業担当社員はデスクの固定電話に縛られずに業務が行えるようになった。また岩瀬様は「管理部などでは代表番号への外線着信が多く、担当者への取次やかけ直しに手間がかかっていましたが、『KDDI ビジネスコールダイレクト』とPBXの連携で、相手がどこにいてもスマートフォンへ内線転送できるようになり業務スピードが上がりました」と効果を語る。
さらに、固定電話機をIP化したことで、オフィス内のレイアウト変更も容易になった。岩月様は「不動産営業は組織再編が多く、レイアウト変更の度に電話線工事が必要でしたが、今はLANケーブルの差し替えだけで簡単に行えるようになりました。レイアウト変更のコストを大幅に削減でき、フリーアドレスへの移行も容易に実現できました」と言う。

また、クラウドサービスをセキュアに活用するため「Google Workspace」を導入。岩月様は「社内におけるシステムセキュリティレベル向上のため、アカウントを会社で一括管理することを目的として『Google Workspace』を導入しました。メールも個人で使い慣れている人が多い『Gmail』に切り替えたことで、『Google カレンダー』や『Google スプレッドシート』などとの連携で便利に使えるようになり、管理面も含めたユーザビリティの高さはとても気に入っています」と言う。さらに「Google Workspace」は、お客さまとの情報共有にも役立っている。岩瀬様は「当社は早くからペーパーレス化を実践し、パンフレット類も電子化しているのですが、『Google ドライブ』で共有することで、お客さまに手軽に見ていたただけるようになりました。お客さまも使い慣れていますし、重い添付ファイルをメールで送受信する手間もありません。スムーズな営業活動が好調な業績の一助になっていると思います」と語る。

導入サービス概要図