現場から、必要な図面に即アクセス!
業務効率化で労働時間を削減

北陸地域における電気工事業界のリーダー企業として地域の発展に貢献し続ける北陸電気工事様。現在では、北陸3県をはじめ、東京、大阪に拠点を置き、総合設備工事業者として、内線工事から空調管工事、配電線工事、送変電工事、外線工事など、ライフラインを支える幅広い事業を行っている。また、全社をあげて早くからワークスタイルの変革に取り組み、工事系部門において「Microsoft 365 with KDDI」、タブレットなどを導入。業務の効率化を推進し、残業時間を削減するとともに、顧客満足度の向上も果たしている。

北陸電気工事様がワークスタイルの変革を進める上で、大きな目標になっていたのが総労働時間の短縮だった。能様は「工事部門では、現場で施工管理を行う社員の労働時間が長くなる傾向がありました。そこで、現場での業務効率化を実現できるツールを探し、どこでもウェブ会議やファイル共有などが簡単にできる『Microsoft 365 with KDDI』とタブレットを導入しました」と経緯を語る。また、KDDI まとめてオフィスから導入した理由については、さまざまな相談に対して専門的なアドバイスが得られ、対応も早いことから、ネットワークやセキュティも含めて、ワークスタイルの変革に役立つサービスをまとめて依頼したという。

まず大きな効果が出たのは、現場での移動時間の削減だった。工事現場では、実際に施工する場所と現場事務所が離れている場合が多く、施工管理をしている時に図面や資料が必要になると、事務所まで取りに戻る必要があった。酒井様は「以前は、1日に何度も事務所を往復し、現場によっては1往復で20分近くかかることもあったので、大きな負担になっていました。それが今では図面をSharePointで共有し、タブレットを使って現場ですぐに確認できるようになったので大幅な時間短縮になりました」と効果を語る。
また、Teamsによるウェブ会議を活用することで、毎月の職場研修会や若手社員向けの集合研修も効率的に行うことができた。能様は「現場事務所から支店などの事業所まで遠い場合はオンラインで参加できるようになったため、移動時間がなくなり、時間の有効活用ができるようになりました」と言う。

さらに、発注者さまによる工事立会いにもウェブ会議を導入。高橋様は「例えば、鉄塔で電線張替工事を行った場合、お客さまに施工状況を確認してもらう必要があるのですが、多忙のため現場に来ていただくのに時間がかかることがありました。しかし今では、ウェブ会議の映像を通してすぐに確認してもらえるようになり、お客さまの負担も軽減でき、私たちもスムーズに工事を進めることができるようになりました」と語る。
また同社ではこの他にも、施工現場ごとにTeamsでチームを作って情報共有をしたり、SharePointを社用車・工具などの予約に活用し業務効率化を進めている。能様は「これからも、ワークスタイルの変革に向けた取り組みを続けていくので、KDDI まとめてオフィスには、当社に役立つサービスをどんどん提案して欲しいです」と語る。

導入サービス概要図