自由で快適なオフィス空間が
働き方を変えた。

大手食品卸企業であるヤマエ久野株式会社を中核とするヤマエグループの一員として、情報システム関連の事業を展開しているリンネット様。30年以上にわたり、食品流通のサプライチェーンマネジメントに特化したサービス提供を行い、グループ企業をはじめとする約1,000社のお客さまの事業をITで支えている。一方で、グループの拡大に伴う事業成長が続くなか、職場環境の改善が急務となったことから本社オフィスの移転リニューアルを決断。KDDI まとめてオフィスがレイアウトプラン提案から什器手配、各種工事、移転までを一括サポートし、さらなる成長の舞台となる働きやすいオフィス環境を完成させた。

リンネット様が、オフィスの移転リニューアルを決意した理由について石上様は、「築30年を超えて本社ビルの老朽化が進んでいたことに加え、社員数の増加によってオフィスが手狭になっていたことがきっかけでした。また、部署ごとに4フロアに分かれていたことから社員間コミュニケーションがとりにくいことや、コロナ禍によって急増したウェブ会議の場所が不足し、会議室の取り合いになっていたことも大きな課題になっていました」と説明する。
また、移転リニューアルのパートナー選びは4社コンペの末、提案内容や費用面からKDDI まとめてオフィスが選ばれた。石上様は「レイアウトや什器・設備の提案が素晴らしく、我々が求めていたものをうまく形にしてくれました。悩んでいた移転後の書庫の運用方法についてもよいアドバイスをもらうなど、我々に寄り添った対応力も決め手になりました。結果的にプラン作りから工事、移転作業まで一括してお願いでき、移転に関わる業務負担も大幅に軽減できました」と言う。

新オフィスは、ゆとりあるスペースに全席フリーアドレスとなり、懸案だったウェブ会議用スペースとしてサイレントブース2基と個別ブース8席を設置した。石上様は「以前のように、ウェブ会議の場所を探して歩く必要がなくなり、多様化する働き方に対応できる設備を整えることができました。とくにサイレントブースは防音性に優れていることに加え、3人で利用できることからウェブ会議はもちろん、社員の面談などプライバシーに配慮したミーティングにも活用でき大変便利です」と話す。
また、社員の要望が多かった休憩スペースもしっかりと確保。伊藤様は「業務の都合で昼休みなどの休憩時間が人によって異なることから、オンとオフのメリハリをつけ、ゆっくりと休めるようにリフレッシュスペースを設けました。ファミレス席やベンチ席を用意しカラフルな色調にしたことで気分転換にもなっています」と言う。

さらに、全社員が広いワンフロアに集まりフリーアドレス化したことで、部門間コミュニケーションが円滑化し業務効率も高まった。伊藤様は「その日の仕事内容に合わせて自由に働く場所が選べるのはとてもよいと思います。当社では他の部署と連携して行う仕事も多いので、一緒に仕事をするメンバーの近くに座ることで業務効率が向上し、打ち合わせ場所を探す必要もありません。また、フリーアドレスにしたことで、仕事が終わったら書類や私物は個人ロッカーに片付けて帰るようになりオフィスがキレイに保てるのも気に入っています。社内の雰囲気も明るくなったと思います」と言う。
また、快適になったオフィス環境は採用活動にもプラスの効果を与え始めている。石上様は「事業成長に伴う人手不足が懸念されるなか、働きやすいオフィス空間が将来を担う優秀な若手人材の確保にも役立つと期待しています」と語る。

リンネット様のオフィス移転リニューアルの概要