災害復旧の命綱である通信を
「Starlink Business」で確保。
- 株式会社ソミックマネージメントホールディングス
- 業種:製造業
- 従業員規模:101名~300名
- 導入サービス:Starlink Business
2024年09月05日
自動車の重要保安部品に指定されているボールジョイント(足回り部品)において、国内トップシェアを誇るソミック石川様。同社を中心としたソミックグループの事業統括会社であるソミックマネージメントホールディングス様は、グループの持続可能な成長を目指すとともに、事業基盤である東海地方で予測される大地震の発生に備えて、BCP対策の強化に取り組んでいる。とくに、災害復旧時の命綱となる通信については、固定回線の冗長化や緊急用のモバイルルーター・無線機の配備を進めていたが、さらなる抜本的な対策として「Starlink Business」を主要拠点に導入。災害時における通信の安定性を飛躍的に向上させ、より迅速に災害復旧と事業継続が可能な体制を構築した。
導入の狙い
|
BCP対策の強化 |
---|---|
導入サービス
|
Starlink Business |
導入の効果
|
大規模災害時でも使用可能な通信手段の確保、災害復旧活動の迅速化 |
事例【PDF】版を無料でダウンロードできます
導入前の課題・導入後の効果、活用イメージなど、よりくわしい内容を掲載しています。
会議用資料に、メール添付用に、印刷用にぜひご利用ください。
- ※ ボタンをクリックするとPDFダウンロードフォームへ移動しますので、必要事項をご入力ください。
ご入力いただいたメールアドレス宛てに、ダウンロード用のURLをお送りします。
東海地震に負けない通信環境を実現するために
ソミックマネージメントホールディングス様では、災害に備えて固定回線の冗長化などを進めていたが、近年の大規模地震では通信キャリアの設備自体が被災してしまうこともあり、復旧までの間、通信ができなくなる懸念があった。池島様は「東海地震や東南海地震の発生可能性が高まるなか、災害に強い通信手段の確保が一番の課題になっていました。そんななか、KDDI まとめてオフィスから提案されたのが『Starlink Business』でした。これなら地上設備が被害を受けても通信が可能であり、従来型の衛星通信に比べて高速・低遅延で、コストも抑えることができます。さらに、KDDI まとめてオフィスの営業担当者が、すぐにデモ機を用意し、当社の工場でテストを行ってくれるなど、通信キャリアとしての信頼性と、迅速かつきめ細かなサポート力を実感したことで、主要4拠点への導入を決めました」と振り返る。
被災状況を画像・動画で正確に把握でき、復旧を迅速化
「Starlink Business」は、ソミックグループの中核企業であるソミック石川様の災害時における拠点間通信の課題を一気に解決した。大石様は「当社は静岡県西部に複数の生産拠点があるため、災害時の拠点間通信手段としてトランシーバーやMCA無線機を用意していました。しかし、音声だけのやりとりでは被災状況がわかりにくく、無線機は操作に慣れが必要で緊急用として不安もありました。ところが『Starlink Business』なら、災害時でも平時と同じようにスマートフォンで画像や動画を共有できるので、被災状況を正確に把握でき、迅速な復旧活動につながると期待しています」と語る。
また、災害時でもインターネットに接続できることで、情報収集力を大幅に向上できた。伊藤様は、「例えば東海地方で多い豪雨災害の際も、国交省の河川水位情報や道路冠水情報などにリアルタイムでアクセスできれば、的確な対処が可能になり、従業員の安全確保にも役立つと思います」と期待する。
設置・設定も簡単。SD-WANとの連携で運用も容易に
また、ソミックマネージメントホールディングス様では、災害発生時の初期対応だけでなく、業務再開フェーズでも「Starlink Business」の活用を視野に入れている。池島様は「約150名が勤務する本社で試験的に2日間、『Starlink Business』だけで業務を行ったことがありますが、各種クラウドサービスも問題なく利用でき、通信品質の高さを確認できました」と言う。間宮様は「設置・設定や運用も非常に簡単で、すべて自社で行うことができました。当社では社内ネットワークにSD-WANを利用しているため、SD-WAN機器に『Starlink Business』のケーブルを接続し、バックアップ回線として設定すれば災害時に自動的に切り替わるので大変便利です」と言う。
さらに同社では、ソミックグループが目指す次世代社会SOMIC SOCIETY構想の実現に向けて、さらなる価値創造と挑戦を加速させる“地域に開かれた新社屋”を実現する重要なインフラ基盤として「StarLinkBusiness」を位置付けている。
ソミックマネージメントホールディングス様の災害時における
「Starlink Business」ご利用概要
お客さまプロフィール
社名:株式会社ソミックマネージメントホールディングス
所在地:静岡県磐田市中泉1丁目1-1
設立:2018年7月
事業内容:製造事業会社等ソミックグループの事業統括
社員数:152名(2023年4月現在)
URL:https://www.somic-group.co.jp/
ソミック石川のボールジョイント、ソミックアドバンスのロータリーダンパーなど、世界トップクラスの技術をもつソミックグループ全体の事業統括を行っています。自動車のあり方が大きく変わるなか、さまざまな業種のパートナーと社会課題解決につながる活動や事業創出に積極的に取り組むとともに、世界中の人々が「創造・未来・挑戦」できる社会=SOMIC SOCIETYの実現に挑戦しています。
ご担当者さま
グローバルICTシステム部 部長
池島 丈博様
グローバルICTシステム部 ICTシステム1室
インフラ基盤G
間宮 涼翔様
ソミック石川 安全管理部 部長
大石 淳様
ソミック石川 安全管理部 安全管理室BCMG GL
伊藤 剛様
弊社担当者からのメッセージ
浅野 浩史
KDDIまとめてオフィス中部株式会社
中部支社 法人営業1部 営業5G
私たちの大切にする「フィロソフィ」に、「365日、守るのが使命」という言葉があります。今回は、大規模災害を想定した際に迅速な復旧の鍵になる通信手段を守れるよう、衛星経由で通信環境を提供する「Starlink Business」をご提案させていただきました。今後もさまざまなソリューションのご提案を通じてお客さまの事業をサポートしてまいります。
事例【PDF】版を無料でダウンロードできます
導入前の課題・導入後の効果、活用イメージなど、よりくわしい内容を掲載しています。
会議用資料に、メール添付用に、印刷用にぜひご利用ください。
- ※ ボタンをクリックするとPDFダウンロードフォームへ移動しますので、必要事項をご入力ください。
ご入力いただいたメールアドレス宛てに、ダウンロード用のURLをお送りします。
※ 記載された情報は、掲載日現在のものです。