高度なセキュリティで、
理想のリモートワークを実現。

事務DXの専門家として、お客さまに最適なバックオフィスの提案・支援、BPOなどを行っているWe will様。『協働解決モデル』という完全伴走型のDX支援を強みとし、中小中堅・スタートアップ企業のお客さまと一体となり、その成長を継続的にサポートしている。また、自社においても、デジタルを意欲的に取り入れた新しい働き方に挑戦。「Cisco Umbrella」「Cisco Webex Calling」、auスマートフォン、LTE対応パソコンなどを導入し、高度なセキュリティを維持しながら、フルリモート、フルフレックス、フルクラウドの業務環境を構築。社員一人ひとりが自分らしく、高い生産性を発揮できる働き方を実現している。

同社では、早くから業務のデジタル化を進めていたため、コロナ禍によるリモートワークへの移行もスムーズに行うことができていた。しかし、セキュリティについては個人の注意に委ねられている部分が多く、システムとしての対策が求められていた。杉浦様は「セキュリティに気を配りながら働くことは、労働生産性の低下につながります。時間や場所に縛られない自由な働き方を実現するには、意識しなくても安全が担保される仕組みが必要です。そこで、当社の主催する『デジタルワークシフトコンソーシアム浜松』のメンバーでもあるKDDI まとめてオフィス中部に、当社に必要なセキュリティシステムの提案を依頼し、コンソーシアムの中で推進するデジタルワークのひとつのモデルケースとして、リモートワークの理想形を目指すチャレンジを行いました」と経緯を語る。

まず、フルクラウド化されていた同社の業務セキュリティを強化するために、auスマートフォンとLTE対応パソコンを社員全員に貸与し、「Cisco Umbrella」を導入。八城様は「セキュリティに不安のあった自宅Wi-Fiを利用する必要がなくなり、外出先でフリーWi-Fiにつながってしまう心配もなくなったので、セキュリティ担当者としては非常に気が楽になりました。自宅でもお客さま先でも、同じセキュリティポリシーが自動的に適用されるので、社員は何も意識せず安心して仕事に集中できるようになりました」と導入効果を説明する。
また、お客さまのデータを扱う業務用SaaSへのアクセスは、スマートフォンとパソコンによる二段階認証を採用。デバイスについても、万が一紛失してもデータの遠隔消去などができる「KDDI Smart Mobile Safety Manager」を導入することで、リモートワークの情報漏えい対策を強化することができた。

また、セキュリティ以外にも、リモートワークを支える仕組みのひとつとして、「Cisco Webex Calling」を導入。杉浦様は「オフィスの固定電話は不要ですが、税務署など行政手続きのための代表番号は残しておきたい。そんな要望に応えてくれたのが『Cisco Webex Calling』でした。担当社員のスマートフォン番号に紐づければ、オフィスにいなくても代表番号への着信を受けられるので大変便利になりました」と語る。
さらに杉浦様は、今回の一連のサービス導入が、今後のビジネス成長を支える基盤にもなったと言う。「自らが実験台となって実現した快適でセキュアなリモートワーク体制は、お客さまへの提案にも生かせる大きな財産になりました。また新たなビジネス展開についても、その可能性が大きく膨らんだと感じています」と新たな挑戦に意欲をみせる。

We will様のセキュリティと音声通話環境のイメージ