2010年から教育のICT化に取り組んできた瀧野川女子学園。
黒板を大型ディスプレイに変更し、全生徒にタブレットを導入したことで、
校務や授業の効率化や生徒の意欲向上などでさまざまな効果を得ています。
-
瀧野川女子学園
山口龍介 副校長 -
瀧野川女子学園
数学科 坂本夏樹教諭
-
瀧野川女子学園中学高等学校
東京都北区
私立 中高一貫 女子 379名(中学校25名・高等学校354名)(2020年3月時点)
「女性が望むような人生を手に入れることのできる学校を作りたい」
という創立者山口さとる女史の思いから、自宅を開放し1926年に創立。2010年からICT教育に積極的に取り組み、「黒板の無い教室」を2018年秋に作り、2019年度に全普通教室で実現。
-
KDDI まとめてオフィス 営業本部 法人営業4部 営業1グループ
本間 貴大ICTを活用した授業の将来ビジョンを丁寧にヒアリングさせていただき、1人1台のダブレットと大型ディスプレイによるICT教育の実現に必要なツールとアフターサービスをご提案いたしました。
ICTを活用した授業の将来ビジョンを丁寧にヒアリングさせていただき、1人1台のダブレットと大型ディスプレイによるICT教育の実現に必要なツールとアフターサービスをご提案いたしました。
-
もっと面白い授業を実現したい
アクティブラーニングで授業が活性化
-
故障などのトラブル対応
迅速に対応する修理交換プログラム
-
教職員のICTへのリテラシー
教職員への操作レクチャー
豊富な導入事例があります。
まずは資料をお役立てください。
タブレット導入によって変わった
学校のカタチ
授業は教室の大型ディスプレイと生徒全員が持つタブレットによって、クラウド上のファイルで共有された資料や問題に、生徒それぞれがタブレットの画面上で回答やコメントを書き込むことで進行する。生徒や教員が同時に書き込むなど、共同作業によるグループワークにも活用が可能で、「生徒同士でお互いに教え合う時間を授業内でとりやすくなったところが一番大きい」と数学科の坂本先生は話す。教員も手元で生徒が記入している内容を見ることができるので、回答する流れや迷う箇所が可視化され、生徒それぞれの状況を把握しながら授業を進めることが可能だ。また、ペーパーレス化されたことで、板書やプリント配布などの時間が無くなり、教科書の進行が大幅にアップし、効率化によって生まれた時間を小テストやグループワークに活用している。生徒からは「データで保存できるので何回も見直しや書き足しもできるから便利」という声もあるそう。さらに、授業以外でもタブレットが活用されている。例えばチアダンス部ではタブレットで動画を撮影し、撮影した動画を見直すことで動きのチェックや改善に活用。美術部ではイラストなどの作品をタブレットで描くほか、映像編集などにも活用されている。タブレットの導入により、授業から課外活動まで学校生活のさまざまな場面で役立っている。
効率化によって、
半年で1年分の
授業が終了する教科も
山口副校長は「導入して半年後に、ある社会の先生に1年分の内容が終わりました、と言われたことが衝撃でした」と、タブレット導入初年度の時短効果に驚いたと話す。モニターとタブレットの導入で板書にかかる時間が大幅に短縮され、これまで50分の授業のうち、10-20分の板書に費やしていた時間がゼロに。板書以外にもペーパーレス化により、事前にクラウド上のファイルでプリントや資料を生徒と共有することで、予習をするようになり、その結果として授業のテンポが早くなった。また、教員が授業中に必要と感じた追加資料やプリントも、次の授業を待つことなく当日のうちに配信。教員も生徒も次の授業の準備を事前に進めておくことができるようになった。これらにより、演習問題やディスカッション、プレゼンテーションなどに時間を割けるようになり、より実践的で深い学習が進められている。予習や復習にも活用されることで、学習効果も高まり「テストの成績は例年より平均点が1-2割アップしました」と山口副校長は話す。ICT教育の活用が評判を呼び瀧野川女子学園の受験者数は増加。同時に新しい教育を行っていることに期待して入学する生徒が集まり、学校全体として非常にモチベーションが高い状態が保たれているという。
実際に見て体感することで、
保護者や教員の期待も高まる
「『なぜICT教育を導入するのですか?』という質問が他校では保護者からよくあるそうですが、説明会で納得していただいているので、そういった質問はまずないです」と山口副校長。瀧野川女子学園では、導入時には入学前の学校説明会で実際の授業の映像を見てもらうことで、保護者や生徒もICT教育への期待を持った上で入学してきたという。また、導入時の教員の不安を解消するために、段階的にコンピューターを利用した教育を導入することで、教員同士でデジタル機器が授業に活かせるという共通認識を作っていった。ベテラン教員からは導入前に不安の声も出ていたが、まわりの教員にサポートしてもらいながら問題なく授業で活用している。スマートフォンなどのスマートデバイスに慣れ親しんでいる今日、直感的に利用できるタブレットは生徒も教員も短期間で慣れ、むしろそれぞれのスタイルで有効に活用されている。
-
瀧野川女子学園 山口龍介 副校長
きめ細やかな提案とサポート体制が導入の決め手
導入時には全キャリアの提案を受けました。通信が安定していて授業が問題なくできるのは当たり前で、サポートなどの提案が重要だと考えて検討しました。KDDI まとめてオフィスは、学校側がICT教育としてどのようなことをやりたいのかをしっかり聞いてくれて、補償内容やアフターサービスなどの面でもきめ細かく対応してくれたので決定しました。タブレットだけでなく業務用モニター、学校内の椅子や机、什器など、個別に発注先を探さなければいけないようなものでもKDDI まとめてオフィスなら対応してくれるので、まとめてお願いできるのも大きいと感じています。ICT教育と黒板や紙を利用する従来型の教育とのギャップは大きいが、良い授業を行うためには便利な物と考えています。まずは教員もタブレットを触ってみて体感することが大事なのではないでしょうか。
-
KDDI まとめてオフィス 営業本部 法人営業4部 営業1グループ
本間 貴大タブレットとクラウド共有の組み合わせによって、従来型の教育現場が様変わりし、授業だけでなく、校務の効率化にも高い効果を発揮しています。また、必要であれば導入サポートとして保護者向けの入学説明会でのご説明などの対応も可能です。不安なく導入いただけるよう、教育環境に合わせた最適なソリューションをご提案しています。
豊富な導入事例があります。
まずは資料をお役立てください。
- 授業が大幅にスピードアップし効率化を実現
- 効率化によりグループワークなどの時間が増え授業が活性化
- 保護者からのICT教育への期待から受験生が増加
- サイト閲覧やSNS禁止などの高いセキュリティで安心して活用可能
- 落下や画面割れなどにも対応できるアフターサポート