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今すぐエアコンのここをチェック! あなたのオフィスは大丈夫?

今すぐエアコンのここをチェック! あなたのオフィスは大丈夫?

2017年07月20日掲載(2023年11月08日更新)
※ 記載された情報は、掲載日現在のものです。

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オフィスのエアコンはフル稼働しているはずなのに、なかなか冷えない...。その理由は去年よりも暑いから!? いいえ、エアコンそのものに問題があるかもしれません。電気代の高さも『夏なんだからしょうがない』で片づけていませんか?

コラムでは、コストを圧迫する"問題アリ"の業務用エアコンに着目してみたいと思います。

目次

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エアコンの寿命って知っていますか? 10年前の製品も要注意

エアコンの効きが悪いなど、ひとえに"問題アリ"といっても、さまざまなケースがあります。最も問題なのは、ほかでもない『古いエアコン』です。

まず15年以上前に製造されたエアコン。これはもはや、即買い替えを検討すべきでしょう。この15年間で、各メーカーとも性能が飛躍的に向上しています。省エネ性能にも大きな差があるため、コストメリットも見えやすいといえるでしょう。

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もうひとつ踏まえておきたいのは、15年以上前のエアコンは、冷媒に『R22』などが使われている可能性が大です。R22冷媒などの『HCFC』類はオゾン層破壊物質とみなされ、2020年には全廃されることになります。この削減・全廃は、政府間国際協定(モントリオール議定書:1987年)と、オゾン層保護法(1988年制定)に基づくもの。国内の冷凍空調メーカーは、すでに『R22』対応製品から、異なる新たな冷媒を使用した製品の生産・販売へ移行済みです。

15年前のエアコンともなると、古いゆえに電気代がかさむことに加え、耐用年数の面から、いつ寿命を終えてもおかしくありません。では、10年前のエアコンだと、どうでしょう。結論からいえば、これも買い替えを検討すべき時期に入っています。

それと同時に、オフィスのエアコンが生産終了しているか否かも知っておきたいところ。一般的に、製造打ち切り後9?10年間は部品の保有期間となっていますが、これを過ぎてしまうと故障した際に部品がなく、修理できない状況に陥ってしまいます。

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また、上のグラフが示すように、定期的に点検をし、壊れる前に修理交換を行う『予防保全』だと、エアコンは長寿命化します。しかし、壊れてから修理する『事後保全』だと、本来の寿命の半分にも満たない年数で使用限界に達してしまうこともあるのです。オフィスのエアコンの定期点検をしていない場合は、特に注意しましょう。

買い替えによって従量料金77%減、さらに基本料金53%減となったケースも まずはカンタンなセルフチェックから!

オフィスのエアコンが古いかどうかは仕様書を見れば一目瞭然ですが、いま、オフィスのエアコンが見えるところにいる方は、室内機のパネルが長方形だったり、リモコンがフタ付きか、チェックしてみてください。これらに該当する場合は、古いエアコンの可能性が高くなります。

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また、エアコンの室外機に、仕様銘板が貼られていることもあり、銘板には製品番号だけでなく、製造年月や使用冷媒が記載されているケースもあります。冷媒欄に『R22』とあったり、製造年月が10年以上前の場合は、すぐに買い替え検討に入ることをおすすめします。

実際に検討する場合に、欠かせない判断材料となるのは、その投資効果です。前回のコラムにおいても、省エネ対策は「投資効果のわかりやすさ」が肝であり、取り組むきっかけとして『コスト削減』を挙げる企業が多数を占めました。

以下は、とある企業の導入例です。従量料金は77%の削減になると同時に、契約電力を見直すことによって基本料金も53%削減となっています。

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エアコンの従量料金は、震災後の火力燃料費や再生エネルギー賦課金の増加により、値上がりしています。さらに今後、消費税増税などが見込まれる中、今のうちにエアコンの買い替えをぜひご検討ください。

次回予告

新しいエアコンの導入と共に検討したいのが、『電力をどこから買うべきか』ということ。 『電力小売り自由化』開始から1年が経ちますが、現状、その恩恵を受けている企業はどれくらいあるのでしょうか。 次回は『電力小売り自由化の現在』についてご紹介します。

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