福利厚生が会社を変える!
20代の会社選びの意外なポイント、知っていますか?
どの会社で働くかは、求職者にとって人生を左右する大きな焦点となります。だからこそ、求職者は企業のさまざまな情報を収集し検討を重ねます。では現在、何を「決め手」として、彼らは会社選びをしているのでしょうか。具体的なデータを紐解いてみると、昔とは明らかに一線を画した"いまどきの会社選び"が見えてきます。
目次
法定外福利厚生のアウトソースで、業務負荷削減と営業率向上を図りませんか
「企業規模」が入社したい会社の条件だと思っていませんか?実は...
20代の求職者たちが、会社に何を求めているのか?その実状を示す興味深いアンケート結果があります。
「入社先を決める際に重視するポイント」で最も多かった回答は、「職歴あり」の層が「残業の少なさ/休日の多さ(49.7%)」。次いで「勤務地が希望に合っているか(45.9%)」「長く働けるかどうか(44.3%)」と続きます。
意外にも若い世代では、「給与が希望にあっているか(36%)」よりも残業や休日の多さが重視される結果となっています。
出典元:「就職・転職活動に関するアンケート」調査レポート(Re就活:株式会社学情)
新卒など「職歴なし」の層も、上位3項目の内容は同じです。企業規模や知名度の高さよりも給与よりも、残業の少なさや休日の多さが重視されています。
残業や休日の条件を重んじるということは、これまで日本社会に根付いてきた「残業して当たり前」「仕事のためにプライベートが犠牲になっても仕方がない」という考え方が変わりつつあることが読み取れます。「給与」よりも「プライベートの時間を大切にしたい」「仕事とプライベートのバランスをうまくとりたい」と考える学生が少なくないということでしょう。
また、転職理由について、仕事の内容や人間関係といった理由を除くと、「給与が低いから(29.6%)」よりも「ワークライフバランスが悪いから(39.8%)」が約10ポイント以上も高くなっており、仕事とプライベートのバランスを重視する傾向にあるといえます。
かつては、偏差値の高い学校を出て、より規模の大きい会社に入ることが人生の成功への一歩とみなされていました。学生をはじめとした若年層も、そう信じて努力していたはずです。しかし、この背景には「大きな組織に所属する安心感」があったのも事実。時代が変わったいま、求職者たちは「会社にどう利益をもたらすか」よりも「自分がどう有意義に働くか」を重視する時代に差し掛かっています。
今からでも遅くない!「仕事とプライベートの調和」を後押しできるような職場づくりを検討すべき!ただし、誤解は禁物。
「ワークライフバランス」というワードを最近よく耳にしますが、そもそもの意味はどういったことなのでしょうか。巷では、あたかも「私生活を優先できる」「残業をしなくてもよい」と捉えられてしまうことがありますが、それは違います。
従業員はもちろん、会社の制度を整える側も、「仕事」と「プライベート」を切り離して考えてしまいがちですが、本来の意味に立ち返ると「双方がシナジーを生む、バランスのとれた関係」に近づけていくことこそ大切となります。
もっと噛み砕いて言うと、「仕事がより短時間で成果を挙げられるようになること」「よりいっそう生活が充実したものになり、さらにスキルアップが図れる循環が生まれる」ことです。その相乗効果・好循環こそ、「仕事とプライベートの調和」の本質であるといえます。
会社としてできることは、「仕事」の領域で残業をしない(=業務効率化を図る)仕組みづくりや休暇制度の整備などがあります。しかしそれだけではなく、従業員の「プライベート」の領域をサポートできるのが福利厚生です。
KDDI まとめてオフィスの『まとめて福利厚生』では、休日や休暇を充実したものにできるサービスを多数取り揃えています。JTBグループと提携した国内旅行や海外旅行の割引、さらには人気テーマパークの割引や、シネマコンプレックス入場料の割引など、多種多彩です。
求職者にも、在籍している従業員にも重んじられている「仕事とプライベートの調和」。その充実を、企業としてフォローする福利厚生の導入をぜひご検討ください。
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次回【福利厚生が会社を変える!】コラムのテーマは、女性の働き方について。産休・育休さえあれば、女性が働きやすいと思い込んでいませんか?ご期待ください。
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