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令和にふさわしいオフィスデザインの新潮流とは

オフィスのデザイン

令和にふさわしいオフィスデザインの新潮流とは

2020年02月04日掲載(2023年11月02日更新)
※ 記載された情報は、掲載日現在のものです。

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社員が会社で固定席をもたない「フリーアドレス」というオフィスデザインが数年前、注目を浴びましたが、変化のきざしが...

目次

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社員のパフォーマンスに大きく関わるオフィスデザイン

社員それぞれがパソコンを使いクラウド環境で働く時代。どこでも仕事ができるため、会社に自分の固定席がなくても構わないのではないか。むしろ全席自由席にした方が、使い勝手がよくなるのではないか。そのような「フリーアドレス」の考え方のオフィスデザインに変えて数年間実践してみた企業で、その後について尋ねてみると...。

「結局、仲がよい社員同士が毎日、同じ場所に固まって働くことが多く、当初想定したほど異なる部署の社員同士の『創発』が起こらなかった」。「よく話す相手のいる場所が定まっていないと見つけるのに手間取り、却って効率が悪い」など、必ずしも好評ではない場合が多いようなのです。そうした中、新しいオフィスデザインが台頭してきました。

目的ごとにデザインされたスペースを使い分ける時代へ

「フリーアドレス」に代わり、ビジネス誌などで最近よく目にするのは、「ABWActivity Based Working アクティビティ・ベースド・ワーキング)」と呼ばれるオランダで始まったオフィスデザインの考え方。現在、世界の主要トレンドとなっています。

ABWのオフィスは、通常の執務スペース以外に、集中して作業できる個人席、少人数で話し合えるオープンスペース、電話スペース、仲間との小休止に便利なラウンジスペースなど、作業目的に合わせ最適なスペースを社員が選べるつくりになっています。

ワークスタイル変革の時代に重要なのは、社員一人ひとりが効率よく働けて、それぞれがパフォーマンスを最大限発揮できること。必ずしも今までのように満員電車に乗って朝早く出社し、定時まで会社の席に座っている必要がなくなるこれからの時代は、自宅で作業するホームワークや社外で働くリモートワークを含め、社員のワークスタイルも大きく様変わりします。オフィスデザインも、そうした新しい時代に合わせ、社員にとっての働き易さがより求められていくようになるはずです。

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