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ウェビナーにおける集客の重要性とは?参加者を集めるコツやオンライン・オフラインの違いまで解説

ウェビナーにおける集客の重要性とは?参加者を集めるコツやオンライン・オフラインの違いまで解説

2021年02月12日掲載(2024年11月25日更新)
※ 記載された情報は、掲載日現在のものです。

ウェビナー実施中のイメージ

新型コロナウィルスの感染拡大により、対面形式のセミナーから、オンライン形式によるウェビナーに切りかえる企業が増えています。しかし、実際にオンラインで集客は可能なのでしょうか。この記事は、ウェビナーの集客方法や成功のコツを解説しています。自社にマッチした適切なウェビナーの集客方法を知りたい人は、ぜひ読んでみてください。

目次

ウェビナーとは?

ウェビナーとは、ウェブとセミナーを組み合わせた造語です。オンラインでセミナーを開催できて会場の利用や人件費が不要なため、コストを抑えられるメリットがあります。ウェビナーの種類はライブ配信形式と録画形式の2つで、セミナーの用途や目的に応じた使いわけが可能です。また、ウェビナーは会場で開催する形式のセミナーよりも参加者が気軽に参加できます。集客がしやすく、開催頻度を多くできる点が長所です。

ウェビナーの進め方

ウェビナーの集客から開催までの流れは次のとおりです。

1.集客:参加が見込まれる顧客へのウェビナーの宣伝です。具体的な集客方法は、のちほど詳しく解説します。

2.ウェビナーの開催:告知した日時にウェビナーを開催します。配信状況のテストや資料準備などが万全か、事前の確認が重要です。

3.アフターフォロー:アフターフォローを目的としたアフターセールスは、ウェビナーの成功において必要不可欠です。適切なフォローの実施が今後につながります。

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ウェビナーは集客のターゲティングが重要

より多くの参加者に対して満足度の高いウェビナーを開催するには、戦略的な顧客のターゲティングと顧客にみあった集客方法の考案が重要です。

ウェビナーは幅広い顧客層を取り込める反面、参加率が低くなったり、本来集客したい顧客を集めきれなかったりするケースがあります。よって、ウェビナーのクオリティーだけでなく、セミナーの内容や目的にマッチした顧客への事前のアプローチもポイントです。

リマインドメールを送って、開催日時の再確認を促すのも、参加率を高めるうえで効果があります。想定していた顧客ニーズにマッチした情報を伝達できたかどうかは、参加者によるアンケートの回答からも把握が可能です。

オフライン集客とオンライン集客の特徴を解説

ウェビナーの参加者を集める方法は、オンラインとオフラインの2通りです。それぞれの集客方法には、次のような特徴とメリットがあります。

・オフライン集客:インターネットを使用しない集客方法です。顧客との直接的なコミュニケーションをとおした販促ができるメリットがあります。

・オンライン集客:インターネットをフル活用した集客方法です。オフラインよりも申し込みが簡単で、情報が拡散しやすいメリットがあります。

オフライン集客の方法を紹介

ウェビナーにおける2つの集客方法の概要が理解できたところで、この章ではオフライン集客の方法を紹介します。オフラインで見込み顧客を集客する際に用いられる、代表的な手段を具体的に4つみていきましょう。

ダイレクトメール

ダイレクトメールは、ダイレクトメールや直接郵送を用いたオフラインでの集客方法です。インターネットを利用しない人にアプローチできるメリットがある反面、顧客1人ひとりへの郵送や印刷に費用がかかります。

チラシ広告

チラシ広告は、カタログやチラシを顧客に直接配布するオフラインでの集客方法です。顧客のポストに直接配布されるため、顧客が目にする可能性が高いメリットがあります。しかし、チラシの大量印刷や、インパクト性の高いデザイン制作にはある程度の費用が必要です。

新聞・雑誌広告

新聞・雑誌広告は、新聞や雑誌紙面に広告を掲載するオフラインでの集客方法です。新聞を読んでいる人に一括で宣伝できるため、1回のアクションで多くの人に情報を届けられるメリットがあります。ただし、広告費用が高い点がデメリットです。

テレアポ

テレアポは、顧客に電話をかけて通知するオフラインでの集客方法です。顧客の反応をじかで感じられるメリットがありますが、迷惑電話と判断されるケースもあります。また、テレアポに対応する部署がないと、業務フローの構築に苦労する点がデメリットです。

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オンライン集客の方法を紹介

オフラインでの集客方法が理解できたところで、次はオンラインでの集客方法を紹介します。この章では、代表的なオンライン集客の方法を6つみていきましょう。オフラインでの集客を検討している人は参考にしてください。

メルマガの配信

メルマガの配信は、メルマガに登録している顧客に対してメールを一斉送信するオンラインでの集客方法です。メルマガとは、システムを使用して同一文章を一斉に送信するメールを指します。顧客に対して個別に送信するメールよりも手間がかからない点がメリットです。反面、メルマガは顧客のメールアドレスがわからないと送信できないデメリットや、メルマガが受信されても、開封されない可能性があります。

個別メールの送信

個別メールの送信とは、顧客1人ひとりにメールを送信するオンラインの集客方法です。個別メールは、同一文書を一斉送信するメルマガとは異なり、顧客ごとに担当者が文章を直接入力して送信します。顧客に最適化されたメールを送ることで、セミナーへの参加率や反応率の向上が期待できる点がメリットです。反面、メールを送信できる顧客が限定されるデメリットがあります。

Web上の広告

Web上の広告は、Webサイトに広告を掲載するオンラインの集客手法です。配信エリアを適宜調整できるうえ、大規模な集客もできます。どのような広告内容を、どのようなターゲットに配信するか分析したり調整したりしながらの配信が可能です。ただし、ユーザーの興味関心と広告内容がマッチしているかどうかが重要なため、広告内容の吟味が必要となります。

ウェビナーのポータルサイト

ウェビナーのポートタルサイトは、集客を目的としたサイトの玄関口であるポータルサイトに広告を掲載するオンラインでの集客方法です。ウェビナーに興味がある層にアプローチできるメリットがあります。一方で、掲載したポータルサイトから情報漏えいにつながるリスクもあり、利用するサイトの慎重な選択が必要です。

SNS

SNSは、自社で運用するSNSをとおして情報発信するオンラインでの集客方法です。顧客の心に響いたコンテンツや、インパクトのある画像などは、広く拡散されると大きな費用対効果が得られます。ただし、拡散されなければターゲットへの効果的な周知にならない可能性が高いため、発信内容の慎重な検討が必要です。

自社サイトでのプレリリース

自社サイトでのプレリリースとは、自社サイトでウェビナーについて周知するオンラインでの集客方法です。プレリリースとは、報道機関に向けた情報の発信や提供をさします。各種メディアが自社サイトにウェビナー情報を紹介すれば、セミナーの告知が可能です。ただし、有料の配信サービスの利用には、数万円の費用が必要となります。

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ウェビナーに適した集客方法は?

どの集客方法を選択するかで、ウェビナーの内容は変化するため、ウェビナーの絶対的な集客方法は定義されていません。顧客のニーズや企業の目的に沿ったウェビナーを実現するには、試行錯誤を繰り返しながら自社のウェビナーにあう集客方法を探る必要があります。最初から高額な参加費用を設定せず、少額から徐々に予算を上げる対策をとるのがポイントです。短期的な利益の追求に偏りすぎず、中長期的な集客を目指すと最適な施策がみつかります。

ウェビナーの集客を成功させるコツとは?

ウェビナーによる集客を成功させるには、コツがあります。この章では、ウェビナーの集客を成功させる代表的なポイントを7つまとめて紹介します。よりよいウェビナー集客に役立ててください。

分かりやすい参加フローにする

ウェビナーの参加にはWebツールが必要です。しかし、ツールに慣れていない人もいるため、使い方や参加の流れに関して、できるだけわかりやすい明示が必要になります。セミナーのツールによって参加フローは異なるため、どのような流れでおこなわれるのかを事前に伝えておくとスムーズな進行が可能です。ウェビナーはやり直しがきかないぶん、活用には綿密な準備がポイントとなります。

明確な参加メリットを提示する

当日ウェビナーに参加してもらえるように、参加のメリットを伝えましょう。ウェビナーは、日時に行動スケジュールをあわせたり、ツールを立ち上げたりの手間がかかるため、セミナーよりも高いモチベーションが必要です。「とりあえず参加してみよう」といった曖昧な気持ちでの参加は少ないため、ウェビナーに参加すると得られる具体的な情報やスキルの提示がポイントです。

事前にウェビナーの一部を公開する

参加者の意欲アップには、ウェビナーの資料や動画など、内容の一部を公開すると効果的です。オンラインセミナーは参加の心理的なハードルが低い反面、キャンセルもしやすい傾向にあります。しかし、事前に具体的な情報がわかると、キャンセルを少しでも防ぐことが可能です。

リマインドを送信する

ウェビナーの開催日時を事前に告知していても、当日に参加希望者が忘れている可能性があります。参加忘れを防ぐためには、リマインドメールの活用が効果的です。開催日時やセミナーの概要だけでなく、ウェビナーで必要な通信環境やPC(パソコン)ツールなどもあわせて再度お知らせしましょう。

共催企画を検討する

ウェビナーを定期的に開催するうえで、ネックになるのが新しいコンテンツの準備です。しかし、参加者にいつも満足してもらえる内容の準備には、多大な労力と時間がかかります。そこで、補完できるようなサービスを提供している他社と共同してウェビナーを開催すれば、負荷なくコンテンツの提供が可能です。

アンケートを実施する

ウェビナーに参加した顧客にアンケートをし、見込み顧客の悩みや疑問点の洗いだしが重要です。その後、顧客それぞれにマッチしたアプローチをすると、商談や契約の成立に役立ちます。ウェビナー後の流れも明確にしておくと、スムーズなマーケティング施策が可能です。アンケートで得た情報は、アフターセールスの会話にも使えます。

期間限定でアーカイブ配信を行う

アーカイブした動画は安全な場所に保存され、次回以降のウェビナー集客で再度配信したり、限定的に配信したりといった有効活用が可能です。動画を「期間限定」として限定配信すれば、後から動画を視聴したい見込み顧客にとって「今すぐ試聴しなければ」という心理やアクションを誘発できるメリットもあります。

まとめ

オンラインでのセミナーが活発化するなか、低コストで手軽に開催できるウェビナーは、時流に即した効果的な集客方法です。

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