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Google Workspace ™ (旧 G Suite) とMicrosoft 365 (旧 Office 365)の違いを比較 | 機能や価格など、それぞれの特徴も解説

Google Workspace ™ (旧 G Suite) とMicrosoft 365 (旧 Office 365)の違いを比較 | 機能や価格など、それぞれの特徴も解説

2022年11月04日掲載(2023年11月01日更新)
※ 記載された情報は、掲載日現在のものです。

g suite office365

Google提供の「Google Workspace™ (旧 G suite)」とMicrosoft提供の「Microsoft 365 (旧 Office 365)」はどちらもビジネス向けグループウェアでは知名度が高く、代表的なサービスです。どちらを導入するか迷う担当者も多いでしょう。この記事では、「Google Workspace (旧 G suite)」と「Microsoft 365 (旧 Office 365)」の違いを解説するため、参考にしてください。

目次

クラウドサービスの活用・導入にお悩みなら、KDDI まとめてオフィスにおまかせください

Google Workspace™ (旧 G suite) とは

Googleが提供しているクラウド型グループウェアサービスです。2020年10月に「Google Workspace」へ名称が変更されており、本記事では「Google Workspace (旧 G Suite)」と表記します。

「Google Workspace (旧 G Suite)」は、メールやカレンダー、ビデオ会議など企業に必要な機能や、生産性を高める業務効率化ツールも多く搭載されています。「Google Apps Script」と呼ばれるGoogle独自のプログラミング環境が提供されていて、ソフトウェア開発の本格的な経験がなくてもカスタムソリューションを構築できるなど、自由なカスタマイズが可能です。


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Microsoft 365 (旧 Office 365) とは

Microsoftが提供しているクラウド型のグループウェアサービスです。2020年4月に「Microsoft 365」へ名称変更されており、本記事では「Microsoft 365 (旧 Office 365)」と表記します。

「Microsoft 365 (旧 Office 365)」には、さまざまな種類の機能が搭載されています。なかでも代表的なものが日本企業ではよく使われている、ExcelやWordなどのOfficeソフトが搭載されている点です。使い慣れたOfficeソフトを業務で活用でき、TeamsやOutlookなどの生産性向上に役立つ機能も提供されています。

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Google Workspace™ (旧 G suite)とMicrosoft 365 (旧 Office 365) の機能・アプリケーションの比較

「Google Workspace(旧 G suite)」と「Microsoft 365 (旧 Office 365) 」の機能とアプリケーションを表にして比較するため、参考にしてください。

G Suite と Microsoft 365 の機能比較

機能

Google Workspace (旧 G suite)

Microsoft 365 (旧 Office 365)

最大ユーザー数

300

300

ビジネスメール

Gmail ※1

Exchange Online (500GB)

カレンダー

Googleカレンダー

Outlook

ビデオ会議

Google Meet (最大150人)

Teams (最大300人)

クラウドストレージ

Googleドライブ (最大2TB) ※1

One Drive for Business (1TB)

文書作成

Googleドキュメント

Word

表計算

Googleスプレッドシート

Excel

プレゼンテーション作成

Googleスライド

PowerPoint

アンケート

Googleフォーム

Forms

フォーム作成

Googleフォーム

なし

サイト作成

Googleサイト

SharePoint

モバイルアプリ

可能 (台数制限なし)

可能 (台数制限あり) ※2

ノート

Googleキープ

OneNote

※1 ビジネスメールとクラウドストレージの合計容量で最大2TB使用可能
※2 1ユーザーあたりスマホ5台、タブレット5台、Windows PC or Mac5台 (インストール台数の範囲内で同時利用が可能)
★ Google Workspace Business Standard (月額1,496円/ID) と Microsoft 365 Business Standard (月額1,793円/ID) の比較

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Google Workspace™ (旧 G suite)とMicrosoft 365 (旧 Office 365) のプランと価格の一覧表

「Google Workspace (旧 G suite)」と「Microsoft 365 (旧 Office 365)」、それぞれのプランと価格を表にしてまとめました。

「Google Workspace (旧 G Suite )」と「 Microsoft 365 (旧 Office 365)」の料金比較

Google Workspace (旧 G Suite)

Microsoft 365 (旧 Office 365)

プラン名

Starter

Standard

Plus

Basic

Standard

Premium

月額料金

748円/ID

1,496円/ID

2,244円/ID

650円/ID

1,360円/ID

2,390円/ID

利用人数

300人

300人

300人

300人

300人

300人

クラウド容量

30GB※1

2TB※1

5TB

1TB

1TB

1TB

ビデオ会議の最大参加人数

100人※2

150人

250人

300人

300人

300人

※1メールとクラウドストレージの合計で利用可能なデータ容量
※2 録画不可
★ 金額はすべて税込です (2022年10月25日時点)

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Google Workspace™ (旧 G suite)の主な特徴

Googleは、検索サービスやGmail、Youtube、スマートフォン事業など、生活に欠かせないサービスを提供している企業であり、インターネットの先駆的な企業です。「Google Workspace (旧 G suite)」には、検索サービスをメインとするGoogleならではの特徴があります。

クラウドですべての利用が完結

必須アプリケーションは、ブラウザ (推奨はGoogle Chrome) のみです。デバイスにインストールするクライアントアプリを一切必要とせず、クラウドですべての利用が完結します。そのため、使い勝手がよく使用に手間もかかりません。

※ スマートデバイスでの利用にはアプリケーションのインストールが必要です。

協働作業性に優れている

「Google Workspace (旧 G suite)」では、すべてのファイル操作をクラウド上で行います。インターネットがつながっていればどこからでも操作できるため、リアルタイムでのファイルが共有しやすく、協働作業性に優れています。

また、オフライン機能を有効にすれば、一部の機能はオンラインではない状態でも作業をすることが可能となります。ただし、その場合はPC内にもファイル情報が記憶されるため、セキュリティ上の注意を払う必要があります。

データ検索力が高い

検索サービスがメインのGoogle提供のサービスのため、検索力が高く必要なデータを一瞬で探し当てられます。また、すべての従業員が高速の検索機能を利用できるため業務効率が向上します。ファイルの中身まで検索対象になるため、ファイル名がわからなくても検索可能です。

アプリケーション間の連動性が高い

各アプリケーションの連動性が高く、作業効率が上がります。たとえば、Gmailの画面からカレンダーでの予定管理やチャット、ドキュメント作成まで行えるなど連動性が高く、AIによる提案に従うことでスムーズに業務が進められます。

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Microsoft 365 (旧 Office 365)の主な特徴

ビジネスパーソンにとってはお馴染みのMicrosoft Officeの高機能を土台として、クラウド化したものが「Microsoft 365 (旧 Office 365)」です。Microsoft officeの機能を業務で使用している企業には、多くのメリットがあります。

多機能を実現するハイブリッド方式

「Microsoft 365 (旧 Office 365)」は、クラウドだけではなくクライアントアプリケーションをインストールするハイブリッド方式を採用しています。WordやExcelなどのクライアントアプリはパソコン本体へ、処理したデータをクラウドへ保管することで、高機能とデータへのアクセス性・協働作業性を両立させています。

Microsoft officeの画面構成も変わらないため、普段からOfficeソフトを使っている企業なら、導入後に操作方法に困り業務に支障がでる、ということもありません。

最新のMicrosoft Officeを常に利用できる

「Microsoft 365 (旧 Office 365)」は、クライアントアプリで最新バージョンのMicrosoft officeを利用できます。クライアントアプリならすべての機能が使用でき、高度なOfficeファイルの処理にも便利です。すべての機能やファイル互換がクライアントアプリでは完全に保証されているため、レイアウトが崩れるといった心配もありません。

データセンターが国内に3カ所ある

「Microsoft 365 (旧 Office 365)」は国内の東西3カ所にデータセンターがあります。災害時の備えであるBCP対策としても有効であり、安心して利用できるというメリットがあります。取り扱っているデータによってはグローバルクラウドを利用できない、利用に不安があるといった企業も多いでしょう。Microsoftは国内にデータセンターがあるため、問題なく利用できます。

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Google Workspace™ (旧 G suite)とMicrosoft 365 (旧 Office 365) のそれぞれの強みと共通点

「Google Workspace (旧 G suite)」と「Microsoft 365 (旧 Office 365)」には、共通点やそれぞれのサービスならではの強みがあります。

Google Workspace™ (旧 G suite)はコラボレーション機能と無制限ストレージ

「Google Workspace (旧 G suite)」の強みは以下のとおりです。

・ユーザー数が無制限で追加できるため、大企業でも安心
・ストレージ容量が無制限
・複数人でのファイル作成や編集など、コラボレーション機能が高い
・Microsoft Officeとの互換性がある

Microsoft 365 (旧 Office 365) は使い慣れたOfficeツールと日本人に適したサービス

「Microsoft 365 (旧 Office 365)」ならではの強みは以下のとおりです。

・使い慣れたOfficeツールの利用が可能
・日本人に適したサービスを受けられる
・データセンターが国内に3カ所あるため、グローバルクラウドの利用ができなくても安心
・取引先とのやりとりがスムーズ

Google Workspace™ (旧 G suite) とMicrosoft 365 (旧 Office 365) の共通点

どちらのサービスも、グループウェアとして高機能なサービスを提供しています。データをクラウド上に保管するため、テレワークにも便利で、業務をスムーズに進めるための豊富な機能が揃っており、業務効率化にも寄与します柔軟な働き方を導入したい企業や、生産性向上に課題を感じている企業に対して、効果を発揮するサービスです。

どちらも優れたサービスではありますが、企業規模や業務内容、使用システムや体制などによってメリット・デメリットがあります。そのため、どちらを導入するかは自社の状況などを整理したうえで慎重に検討しましょう。無償のトライアルでまずは使用感を確認してみるのもおすすめです。

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h2:まとめ

「Google Workspace (旧 G suite)」と「Microsoft 365 (旧 Office 365)」は、どちらも優れたグループウェアサービスです。どちらが向いているかは企業規模や業務内容などのさまざまな条件によって異なります。

KDDIまとめてオフィスでは「Google Workspace (旧 G suite)」や「Microsoft 365 (旧 Office 365)」などの、複数のクラウドサービスを取り扱っています。専任のスタッフと相談しながら導入するサービスを選べるため、サービス選びに不安がある場合にも安心です。クラウドサービスの導入をお考えなら、ぜひお気軽にご相談ください。

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