4G LTE/5G対応パソコンなら「ひと手間」がなくなり、「セキュリティリスク」も低減
法人用スマートフォンやタブレットの活用、充電OKのカフェや無料Wi-Fi完備のリモートオフィス施設の増加など、テレワーカーの環境は徐々に整備されつつあります。しかし、見積書や提案書などのドキュメント作成、社内インフラへのセキュアなアクセスには、ノートパソコンが欠かせません。
自宅に加え、お客さま先やカフェ、サテライト オフィスなど、さまざまな場所で業務を行うテレワーカーにとって、スキマ時間をいかに有効活用するか、は重要な課題です。本コラムでは、4G LTE/5G対応パソコンのメリットや従来のツールとの比較により、利便性について考察します。
スマートフォン、パソコン、タブレットの導入なら、KDDI まとめてオフィスにおまかせください
「4G LTE/5G対応パソコン」の主なメリット4つ!
[1] 起動~接続までが早い
4G LTE /5Gで常時ネットワークに接続しているため、パソコンを起動してすぐにネットワークへアクセスし作業が開始できます。モバイルWi-Fiルーターやスマートフォンのテザリングは接続のたびに手間がかかる上に、うまく接続できず時間がかかることもあります。そういったネットワーク接続の煩わしさを解消することで、打ち合わせの間や移動中など、ちょっとしたスキマ時間も有効活用でき、生産性が大きく向上します。
[2] 持ち運びがラク、ルーターの充電切れの心配もナシ
モバイルWi-Fiルーターや充電ケーブル、ドングルなどの機器が不要となり、持ち運ぶ必要があるのはパソコンのみです。4G LTE /5G 対応パソコンだけでネットワークへ接続できるため、出先で作業しようと思ったらモバイルWi-Fiルーターやスマートフォンの充電切れでつながらない、といった心配もありません。
[3] セキュリティも安心
悪質なハッカーがパソコンに侵入する手段として、偽の無料Wi-Fiスポットを立ち上げ、接続してきたデバイスのIDやパスワードなどの情報を抜き取る、という手口があります。KDDIが提供する4G LTE /5G回線は、無料Wi-Fiスポット利用に比べて圧倒的に信頼性が高く、安全、安定した通信が行え、セキュリティリスクを回避できます。
[4] 管理工数削減
モバイルWi-Fiルーターやドングルが不要になり、社外に持ち出すデバイスの数が減ることは、企業側のデバイス管理工数の削減にもつながります。また、常時接続のメリットを活かし、万が一盗難・紛失されてしまった場合でも、遠隔でのデータ消去やロックなどが可能です。
モバイルルーター、テザリングとの比較
前述のメリットを踏まえ、4G LTE /5G対応パソコン、モバイルWi-Fiルーター、スマートフォンによるテザリングを比較すると下図の様になります。
コスト面の若干の懸念をクリアできるのであれば、4G LTE /5G対応パソコンはテレワークの最適解と言えるでしょう。
図:従来の接続との比較
わずかな「ひと手間」が解消
4G LTE /5G対応パソコンの特徴は、使用する従業員の「ひと手間」をなくせることです。
モバイルWi-Fiルーターやスマートフォンによるテザリングへの接続の手間は、わずかひと手間と言えるもので、一見するとそれほど大きくはないように見えます。しかし、その「ひと手間」も会社全体で積み重なると大きなものとなります。
例えば、営業メンバーが外回りで、1日に平均3回モバイルWi-Fiルーターでネットワークに接続しているとします。営業メンバーが10人で、1回あたりの接続時間が1分だった場合、一人あたり3分、全員だと1日に30分になります。
営業日が月当たり20日だとすると、月で10時間もの時間を無駄にしていることがわかります。この10時間が有効活用できるようになれば、企業としては業務の効率化につながり、従業員も接続に伴う少しのストレスの積み重ねから開放されることとなります。
4G LTE/5G対応パソコンならセキュリティリスクが軽減
ひと手間の削減に加え、重要なポイントがセキュリティリスクを軽減できることです。
テレワークのために、従業員がパソコンを持ち歩くことは、どうしてもセキュリティリスクの上昇につながって しまいます。前述のように、悪意あるハッカーがIDやパスワードを抜き取るために立ち上げた、偽の無料Wi-Fiスポットに接続してしまう可能性もありますし、盗難などによりパソコン自体を紛失してしまうリスクもあります。
4G LTE /5G対応パソコンであれば、そもそも無料のWi-Fiスポットに接続する必要がなくなりますし、もし紛失してしまっても、モバイルデバイス管理(MDM)サービスの「KDDI Smart Mobile Safety Manager」を利用し、遠隔操作での端末のロックや初期化を行うことができるため、情報漏えい など最悪の事態を避けることができます。MDMでは、パソコンの電源がオフで、通信がオフラインでも、再度電源が入りオンラインになったときに端末ロックや初期化するようにリモート指示を出しておくことも可能です。
テレワーク対応に関係するパソコンの検討から、セキュリティ相談まで、お気軽にKDDI まとめてオフィスにご相談ください。
ご紹介した商品・ソリューション
※ 記載された情報は、掲載日現在のものです。