DX実現に向けたデジタル化ロードマップ
Point07
有事下の事業継続
災害や事故、コンピューターウィルスによるデータの紛失や消失は業務への大きなダメージになります。感染症への対策も含め万が一の備えとして事 業継続計画とデータの保護を行いましょう。
STAGE03
危機管理や事業継続の実現とデジタル化を
前提としたワークスペースの再構築
デジタルデバイスとクラウドサービスの導入によって業務のデジタル化が進んだその先にあるのが、このステージです。自然災害など、もしものときに業務をどうやって継続するのか、経理や総務、人事といったバックオフィスの業務は大丈夫か?データは安全なのか?といった、備えに必要となるソリューションと、新しい働き方にあわせたオフィスの形について確認しましょう。
例えばこんなことがありませんか?
電話での緊急連絡が思うように進まない
超大型の台風がAさんのオフィスのあるエリアを通過することになりそうです。前日に全員に出社を行うかどうかを電話で連絡すると通達がありましたが、停電などの被災で安否確認の電話が集中し、連絡網の完了ができません。連絡がないことで大雨の中、出社をする社員も少なからず発生してしまい、社員を守るつもりが不用意なリスクにさらしてしまう結果となりました。Aさんは仲の良い社員と個人のスマートフォンで、メッセンジャーアプリ経由で情報共有ができていたので問題ありませんでしたが、会社の手法には疑問が残ります。
ボヤ騒ぎで済んでも笑えない、
ずさんなデータ管理
ランチタイムも終わろうというタイミングでBさんのオフィスの近隣でボヤ騒ぎが発生。サイレンが鳴り響き、消防車が多数集結する事態になりました。延焼を警戒して社内のスタッフは全員慌てて避難。幸いにも大きな被害もなく、小一時間後にはみないつもの業務に復帰できましたが、データのバックアップや紙書類のデジタル化を行っていないこのオフィスが失われたら、明日からの業務がどうなっていたかを考えると背筋が凍ります。オフィスがなくても業務を続けるためにはどうすればよいのでしょう。
知らない間に会社のコンピューターが人質に
Cさんの得意先が、海外からのウィルスメールを誤って開けてしまい社内サーバーがウィルスに感染し利用できなくなりました。さらに困ったことに顧客の個人情報も外部に漏れた可能性があるようです。情報セキュリティの専任担当者のいない得意先の会社ではなす術もないまま、対応に多くの時間と人がかかっています。自社でも同様の情報セキュリティ事故について対策がされているか心配になりました。
電車に置き忘れたかばんのPCで
情報が漏洩
連日の残業で疲労困憊のDさん、今日のタスクも終わらず自宅に持ち帰ろうと帰途につきます。駅員さんに声をかけられ、目を覚ますと最寄り駅を過ぎ沿線の終点駅に。持っていたはずのかばんはどこにもありません。真っ青になったDさんは、上長に連絡したうえで翌日盗難届を提出しましたが、PCは帰ってきそうにありません。数日後、DさんのPCに保存されていたであろう新商品のデータがインターネット上に流出。競合他社との差別化に苦心した社員の汗と涙の結晶は、一瞬で失われてしまいました。
災害や、第三者からの
悪意ある攻撃に備えましょう
地震や火災、パンデミック、またはサイバーインシデントの発生に備え、行うべき対策や、発生時の行動・手法などを策定し、
事業の継続、あるいは早期復旧と、社員・資産の安全を確保するよう務めましょう。連絡手段やデータの保管先として、クラウドサービスのご利用をおすすめします。
緊急時の連絡手段としてクラウド型の「ビジネスチャットツール」を活用
緊急時の連絡手段としてクラウド型の「ビジネスチャットツール」を活用
災害などの緊急時には、初めに従業員の安否確認が必要になります。メールや電話といった手段もありますが、よりタイムリーかつスピーディに連携を取るには、「ビジネスチャットツール」の活用がおすすめです。適宜状況の把握や、社員への指示も行いやすいです。
あらゆる場所から安心・安全にアクセスできる
「セキュリティクラウド」環境の構築
あらゆる場所から安心・安全にアクセスできる
「セキュリティクラウド」環境の構築
セキュリティクラウドを利用すれば、重要なデータにアクセスする際のセキュリティリスクが低くなり、災害後の事業継続が容易に行なえます。初期投資や最低利用期間が定められているサービスもあるので、拡張性と即時性があるセキュリティ対策がおすすめです。
外出先での紛失や盗難には、端末の「遠隔ロック」と「遠隔削除」
外出先での紛失や盗難には、端末の「遠隔ロック」と「遠隔削除」
携帯機器の紛失は即情報漏洩につながる事故となるので、紛失時に端末の利用を制限する遠隔ロック・初期化実施できることは重要です。スマートフォンやタブレットなどの携帯機器の紛失・盗難は、情報漏洩に直結するセキュリティ事故です。紛失時に端末の利用を制限する遠隔ロックや、強制初期化を実施できることが重要です。そのほか、インストールできるアプリケーションや、インターネット接続へ制限をかける、端末のウイルス対策を施すなど、管理者側で一括管理・運用できる環境を整えましょう。
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